大阪遠征レポ②〜土曜夜コンサート〜

 横須賀にむしょうに行きたい今日この頃・・・。財布が寒々しているので絶対に無理なんですが、ガキさんの神奈川凱旋コンですからねえ。でも・・・無理なんです。ごめんねガキさん
でも最近は誰それの○○コンとか関係無しに、メンバーみんなを称えたい気持ちが強いんですよね。娘。はみんなホントに頑張ってきましたよ。
そんなこんなでなんかおセンチな気分になっているtoumaです。こんばんは。



  さてさて大阪レポの続きです。

 いよいよ始まった大阪娘。公演。始めはもちろん「色っぽい、じれったい」からです。この曲も大分馴染んできたので振りつけも自然に行えます。それは会場中のヲタさん達も同じらしく手拍子に右腕上げと統一された動きをみんなやっておりました。
 

ところがこの会場、マジで揺れる揺れる!足元がグラグラして怖いくらいでした。以前にごっちんコンのレポを読んだ時も揺れる会場だとは書いてあったし、会場の内外でもジャンピング禁止をしつこいくらいに言っていたけれども、正直これ程とは思いませんでした。一部の人間が飛ぶだけでも揺れていましたからもはや構造的欠陥なんじゃないでしょうかねえ。はっきり言って耐震構造に問題があるのでは・・・。はっきり言ってロックやポップのコンサートでジャンプや足踏みなんて当たり前だし、それで問題になるようなホールなんて作るほうがそもそもおかしいんですよ。touma的にはどうも施工にきな臭いものを感じるんですが、まあこれ以上は憶測なので言いますまい。
 いずれにしてもいつもと勝手が違う足元に戸惑いぎみで初めはいまいち乗り切れなかったんですが、そこはポジティブな娘。ファンですからすぐに解決方法を見つけました。それは・・・
 

自分自身が揺れちゃえばいいだ!!!

 
 という至極当然のものでした(笑)ジャンピングはそこそこにしつつも、とにかく乗りまくっちゃえばこっちのもの。そうこうしているうちに足元も気にならなくなりました。何よりも目の前の娘。達のパフォーマンスが素晴らしくて完全にそっちに意識がいきましたからね。

 
 「色っぽい、じれったい」から「ラブマ」、「ラブ&ピース」という流れはまさに最強コンボですが、そこにスキルアップした娘。の一体感が加わるとさらにパワーアップしちゃいます。そしてMCに続いて「恋は発想 Do the Hustle」、「レンレボ」、「恋の始発列車」という流れでコンサートは早くも最高潮に達していきます。この一連の流れはホント凄いですよね。特に「恋の始発列車」は歌い手のスキルがストレートに観客に伝わる難しい曲ですから、これで会場が盛り上がるようになっているのは嬉しい限りです。toumaとしても大切にしたい娘。の曲がまた一つ増えた気がして嬉しいです。
 その後のショートコントコーナーではれいなの誕生日ネタで会場は大盛り上がりでした。なんかはしゃいでいる感じのれいながいつもの倍以上に可愛く見えました。
 そして次はお待ちかね、ガキさん、さゆ、小春ちゃんによる「バイセコー大成功」!これはもう楽しまなきゃ損損ってなもんですよね。しかし三人の中で実はガキさんが一番幼っぽいのはここだけの内緒(笑)小春ちゃんが髪を半分下ろしていて大人っぽいのでなおさらガキさんが幼くなっちゃうんですよね。まあ新垣界隈ではそれもまたグーなのではありますが。
 さて今回一番感心したのはその次の「ラストキッス」です。愛ちゃん、れいな、えりりんの三人が挑んでいるこの曲ですが、松戸の初日に見たときには正直合っていなかったし、ハモリもいまいちでした。それがこの大阪では見事なハモリを披露していましたし、完全に自分達の歌にしているなって思えました。これはえりりんの成長が大きいでしょうね。娘。の歌を担っている愛ちゃん・れいなという二強に対して最近やっと渡り合えてきた感じで、それが三人の見事なハーモニーを作っているのが分かります。今コンサートに参加する度に歌とダンスの成長を実感できるのがえりりんなんですよね。
 さて次はお待ちかねの「男友達」!五期メンファンとしてはここはバックの四人の振りを完全にこなさなくてはなりません。会場中もみんなこの振りをやっているところを見ると完全に市民権を得ましたね。もちろん間のヨッシーコールも忘れてはいませんよ。
 そして次にミキティーと紺ちゃんのソロへと続くわけですが、この二人はホント対照的なソロを見せてくれますよ。ミキティはもう完全に会場を煽って興奮の坩堝に突入させてくれるのに対して、紺ちゃんのソロは柔らかいオーラに会場が包まれる喜びを感じさせてくれるんですよね。どっちがいいとか悪いとかじゃなくて、どっちも個性が出ていて素晴らしいんですよ。そしてどっちも「モーニング娘。」を感じさせてくれるんです。ミキティはソロ時代の歌を歌っているんですが、今ツアーでは特に「モーニング娘。藤本美貴がソロを歌っている」という感じがするんですよね。これは見る側がミキティを娘。として完全に認識しているのもあると思いますが、何よりもミキティ自信が娘。の一員として溶け込んでいるからだと思うんですよ。それがtoumaは何より嬉しいですね。もちろん単純に馴れ合わないミキティは居ると思いますが、ソロとしての矜持やプライドがいい方向で娘。内で発揮できている気がします。最年長者としての自覚もきっとあるんでしょうね。そんな最近のミキティがtoumaは好きですね。

 
 さてここまでは怒涛の展開で一気に進んできたコンサートですが、次の「Memory青春の光」から「AS FOR ONE DAY」までが実は大きな山に入るんですよ。ここでどれだけ観客を惹きつけられるかがコンサートの成否に大きく影響してきます。間にシャボン玉というキラーソングがあるとはいえここは正直厳しいですよね。それだけに娘。の力量が問われる部分です。今回はここが素晴らしかったのが何より嬉しかったですね。五期の「初めてのロックコンサート」ではもはや貫禄すら見せ付けてくれましたし、「パパに似ている彼」も聞かせる歌に変身しておりました。ここでもえりりんがいい味を出していました。彼女がれいなと競い合うことできっと未来の娘。も大丈夫だって思えました。
 この後の「Mr.Moonlight」以降はもはや言葉はいらないですよね。「直感2」もCDが発売以降で聞き込んでいたのでいい感じでこれまでとの違いを楽しめましたし、何より娘。達の気合が全開なので盛り上がるのは当然ですよね。その後のMCもガキさんを中心にして五期がトークで楽しませてくれるし(内容はグズグズなのに全体を通してみると成り立っているという一種の芸術品トークですね)、次のヨッシーチームではれいなのバースデイソングでテンションは上がるし、もうもうどないせいっちゅんじゃ!というぐらいの盛り上がりでした。この頃になるともうtoumaの体力は限界に近くなるのですが、この日ばかりはまったく衰えぬ気力で盛り上がりまくっておりました。
 ここからはラスト、「かしまし」から「マンパワー」に「ここにいるぜい」という心臓破りパート!もはや娘。ハイ状態の会場のボルテージは最高潮に達しております。特にラストの「ここにいるぜい」のミキティの煽りとガキさんの加速がついたダンスは鬼気迫るものがあってtoumaを興奮させました。ホントこの二人のラストでの力はどこから出てくるんでしょうね。特にガキさん!あのダンスはやば過ぎますよ!ギア全開過ぎて壊れちゃいますよ!ホント凄いですよガキさんは!

 アンコールになっても初めのうちはみんな声が出ないぐらい息があがっておりました。toumaの周りでも倒れこんでいるヲタさんが結構いましたね。ホント今の娘。コンはハンパじゃ参加できませんよね。
 そうこうしている内にあちこちかられいなコールが沸き起こってきました。スクリーンにもれいなボードが映し出されてその都度会場は大盛り上がりでした。しかしみなさん手の込んだボードを作成していますねえ。何かこの手の技術は格段に向上したと思うのはtoumaだけでしょうかねえ。それぞれに愛があって見ていて楽しいです。でもこうしたボードもコンサート中は見かけないし、特に大掛かりなもの程こうしたアンコールやMCの時くらいしか見ないですねえ。曲中は控えているのでしょうね。
最近はコンサート中のヲタ芸も住み分けが出来ているというか、マワリストもTPOをわきまえている方が多いですし、いわゆるスケブーやボード屋も気になることは少なくなりました。少なくともコンサートに弊害のある自己満足型のヲタは大分少なくなりました。もちろん中にはどうしようもないのもいるでしょうが、toumaが見る限りでは娘。コンは「とにかくコンサート自体を楽しもう」という良い流れになっていると思われます。
やはり歌とダンスで勝負をかけている今のツアーを見ていれば、それを壊すような真似はできなくなりますよね。そして何よりマワリストなどがまわる暇や体力もなくなるくらいのセットリストを作れば自然とヲタ芸もなくなるということでしょう。ヲタ芸なんてやっていたらとても最後まで体力がもちませんからねえ。でもそれは当然の流れだし、この流れは大切にして欲しいですね。


さてさて熱烈なアンコール(れいなコール)に応えて娘。達がまた登場してくれました。みんないい表情していましたねえ。もちろんれいながとびっきりのいい笑顔だったのは言うまでもありませんね。

 アンコール一曲目の「ふるさと」はソロパートをさゆが歌ってくれました。会場で聞いた限りでは音程もしっかりしていたし、さゆらしく立派に歌ってくれたと思います。
toumaは最後のMCではメンバーごとにしっかりコールを入れて声援を送っておきました。ガキさんTシャツを着ているのにこのヲタは何なんだと周りに思われたかもしれませんが、toumaは娘。ファンでありますし、娘。メンバー全員が大好きですし、何よりこの最高のステージを披露してくれたメンバーみんなに感謝をしたいので思いっきり叫んでおきました。(もちろんガキさんの時が一番なのは当然ですが)
 そしてコンサートもクライマックス!締めは当然「GO GIRL」です!今や娘。のみならずハロプロ最強のキラーソングになっているこの曲ですが、やっぱり本家本元の娘。が一番ですよ!これは「ラブマ」なんかにも言えることですが、たとえリリース時のメンバーが居なくても、娘。が歌えばそれが最強なんですよ。たとえ卒業生みんなで歌おうが、娘。の歌は娘。が歌うのが一番なんです。
 ラストは会場中が大乱舞となっての大盛り上がりで終了いたしました。追い出し曲の「声」になっても帰る人の方が少なくてみんな大騒ぎでした。ヲタさん達はここぞとばかりにヲタ芸を披露してました(笑)そして最後はみんなで万歳三唱!普段は決してやらないのにこういう場になるとやりたくなってしまうんですよね。toumaも不覚にも万歳してました。でもそれぐらいに素晴らしいコンサートだったという証拠です。会場中に笑顔が溢れておりました。こうしたコンサートが行えるなら娘。は全然大丈夫だって思えますね。

 

 会場を後にしてホテルに向かう間も興奮が止まりませんでした。この日の夜は寒いくらいだったのですが、toumaの体はずっと火照りっぱなしでした。ヲタ仲間のMさんやGさんにメールをして高ぶった感情を抑えようとしたのですが無駄でした。それくらい最高のコンサートでした。今ツアーで一番の出来だったとtoumaは思いますし、何よりもグループとしての一体感が形成されつつあるのが嬉しかったです。
 モーニング娘。はやっぱり素晴らしい!そう信じられるのが何より嬉しかったですね。ホント大阪まできた甲斐がありましたよ。
 
 
・・・・その後はホテルに戻って着替えてから、外に食事に行きました。ぶらぶら歩いて見つけたお好み焼き屋に入ったのですが、これが当たりでして、かなり美味しく食べさせてもらいました。やっぱり大阪のお好み焼き屋はどこも美味いんですかね。関東だと店は選ばないと酷い目に合うけれど、さすが食い倒れの街ですね。
 ホテルに戻って酒をちびちび飲んでいるといつの間にか寝落ちしていました。11時くらいには寝てしまったんですよね。リビングのインターネット室で更新をしようかとも思っていたのですが、とんでもありませんでしたね。まあそれだけ充実したコンサートを楽しんだということでしょう。
 

 さてさて大阪の二日目はいかなることにあいなるのか?それはまた次の機会に!