「お前を愛してる!」

 1年のブランクを越えてブログを更新いたします。書かずにはいられない程の感動が今、自分の中を駆け巡っております。

 まずもって先に言わせてください。演劇女子部「続・11人いる!」のWEST公演で、小田さくらが演じるフロルの歌声が素晴らし過ぎました!
 さくらフロルが「愛してる!」とタダへの想いを歌い上げるあのシーンは、「素晴らしい」の言葉以外がまったく思い浮かびません!あの瞬間、会場の全ての観客を圧倒的に支配していたのは小田フロルでした。会場の全てが打ち震える程の感動的な歌声でした。あの歌だけでこのミュージカルは成功を約束されました。本当に本当に素晴らしい歌声です。

 小田さくらがいる限りモーニング娘。は最高の歌唱グループであることが改めて証明されました。本当に本当に素晴らしいの一言です!

 さくらちゃんが娘。のメンバーで良かった!本当にありがとう!


 ・・・・・1年間もブログを更新していないで何を突然喚いているのかと、みなさんからお叱りを受けてしまいそうですね(苦笑)。でもですね、本当に本当にさくらちゃんの歌声が素晴らしかったんです!
 あれはもうね、会場で体感してもらうのが一番です。もしも躊躇している方がいるのなら、行ける可能性があるのならば、絶対に絶対に参戦するべきです!

 toumaも何としてもあと1回は体感したいです!かなり困難なのは承知の上で、何とか頑張ってみます。その価値は十分すぎるほどあります!仕事なんて!・・・・・・・休みをください(苦笑)

 
 1年ぶりの更新がこんな内容で申し訳ありません。「続・11人いる!」は他のメンバーも素晴らしいですし、見所満載の凄い舞台であります。その感想もまた書けたらいいとは思っています。
 でもですね、書けるかどうかは分かりません。なにせ1年間も更新しなかった自分なので。
 ですがこれだけはどうしてもどうしても伝えたかった!さくらフロルの歌の素晴らしさをまずもって叫ばせていただきました!
 あれは本当に凄かったんですよ!もう何度も何度も声を大にして言いたいです!


 小田さくらの歌は最高だ!!


 今はこれ以上の感情を言葉にできそうもありませんので今日はここまでとさせていただきます。




 追伸:ブログの更新は減っていますが、このようにtoumaは元気にヲタ活動を行っておりますのでご安心ください(笑)

「TRIANGLE」、あれこれ

 演劇女子部「トライアングル」も中盤を越えていよいよラストスパートに入ってきましたね。年に一度、我々娘。ヲタが演劇熱に浮かされるこの季節。今回も娘。界隈では様々な意見や感想の応酬が飛び交っていますね。特に今回はα編とβ編の二作に分かれているから尚更その解釈を巡って熱い議論が交わされているようです。
 
  さて、今回の男役の主役2人であるアサダとキリ中尉ですが、キリ中尉、人気がありますねえ。確かにりほりほ演じるキリ中尉は格好よかったです。長髪イケメンで戦の天才でありながら、不器用な愛を貫く一途さも持ち合わせている。それなのにどこか抜けててクスリと笑わせてくれる一面もある、なんてもうズルいですよね(笑)。少女マンガのヒーローの典型じゃありませんか。また演じるりほりほがさらに格好いいものですからそりゃあ人気も出ますよね。
 でもアサダも格好いいんですよ。特にβ編のアサダは、なんかtouma的にはグッとくるものがありましたねえ。愛する人と愛してくれる人との間で揺れながら、最後はローズウッドを選ぶアサダに思い入れをしてしまいました。これは年齢も関係しているのかもでしょうか(笑)。憧れよりも、地に足の着いた想いを選びたくなるのはおっさんになった証拠かもしれませんね。toumaもローズウッドのように一途に想ってくれる人が欲しいです(笑)。

 ストーリーとしては、やはり二作を通してアサダとローズウッドの関係性の方がより深く描かれている分、思い入れもしやすいんですよね。前回も言いましたが、もう少しでよいのでサクラ姫とキリ中尉の関係性を描けていたならば、よりこの2人にも感情移入ができたのでしょうにね。そこだけは残念ですね。
 でもまあそれも含めて良い舞台であると思います。観劇後にあれこれと思いを巡らすことができるのも舞台の醍醐味でありますし、なによりも贅沢な時間であります。もう時間さえあればサントラをリピートしてストーリーの補完を妄想しています(笑)。

 
 やはりもう1回ずつ観たい衝動を抑えきれなくなったので、最終日の2公演を観に行けるように現在必死で仕事を調整中です。チケットは何とか確保したのであとは時間調整だけです。
 αもβも二度観ることで、さらにいろいろと見えてくるものもあるでしょうし、今から楽しみです。DVDもいいですが、やはり舞台は生で観劇するのが一番ですから、体感したものをまた感想として書けたらいいですね。

「TRIANGLE」観てきました。

 演劇女子部ミュージカル「TRIANGLE」観劇してきました。6月20日(土)にαとβの両公演を観ることができました。チケットは平日も含めて全て早々に完売ということで、ここ数年では「ステーシーズ」以来質の高い舞台を継続してきた現モーニング娘。のメンバーによる舞台であるという信頼のなせるわざでしょう。そして昨年の「LILIUM」の衝撃が強烈にあるので「見逃してはならない!」という我々ファンの心理も大きく影響されたのは容易に想像されます。
 それらを冷静に分析しながらも、やはり演劇の世界で全公演が完売というのは凄いことですので、これはもう今の娘。達への期待値の高さが半端ないことの証ですね。ファンとして本当に誇らしいの一言です。

 

 さて、まずは私の率直な感想を先に述べさせていただくと、これはαとβの二作で一作の作品になるな、というのがtoumaの感想であります。ですからαだけでもβだけでも物足りない部分はどうしてもありますし、逆に両方観ることで二倍三倍の余韻に浸れる効果もあるというやっかいな構成になっております。ですからどちらか1公演しか観ることが出来なかった方ですと、その感想は少し厳しいものになってしまうかもしれませんね。

 って言っていますが、決してダメだししているわけではありませんので誤解のないように。作品の世界観もストーリーもゆったりと穏やかなもので安心して観ていられますし、何もラストに衝撃的な出来事があることだけが良い舞台なわけではないですからね。むしろストーリーとしては、人を好きになるという気持ちを軸にして、人の心を丁寧に描こうとしているので、むしろ今までの娘。の舞台にはなかった意欲作と言ってもいいかもしれませんね。
 キャッチフレーズの「触れれば、ココロが、あふれだす」と、実際の作品の内容とが見事にマッチングしているのも、娘。の舞台では珍しいかもです(笑)。音楽も見事にマッチしていまして、会場で売っているCDは絶対に買うことをお勧めいたします。

 
 
 そんな今回の舞台の主役はあゆみんとくどぅとりほりほの3人です。3人ともさすがの演技と歌唱でしたね。特にあゆみんは普段のキャラとは真逆の役がらでしたが、純真でまっすぐなサクラ姫を上手く演じていたと思います。勘所が良いので彼女がいると舞台がすっと気持ち良く流れていくんですよね。初めての主役大抜擢でしたが、それに見事に応えてくれています。

 くどぅはねえ、αを観たときは、「なんだこのイケメン優男がぁ!!」と思わせるのですが(笑)、βのラストの男らしさは、男でも惚れてしまいますね。βは間違いなくくどぅ演じるアサダが主役ですから、彼女の演技が重要なのであり、αと同じ場面でありながらβでは異なる感情の揺れを表現するなど、難しい役側だったと思いますが、これまた難なくこなしてしまいましたね。もちろん膨大な努力があってのことでしょうが、くどぅの演技には持って生まれた才能もあるので素晴らしいんですよね。才能が発揮される場所に立ち会うのは気持ちがいいですよ。


 りほりほの男役にやられた女性も男性も多いんじゃないでしょうかね。αでは殺陣も披露していて様になっていましたよ。サクラ姫への不器用な愛を抱えるキリ中尉を演じられるのは、今の娘。ではりほりほだけでしょうね。このまま男役が板についても違和感はないと思わせてくれました。まあtouma的には次は女性役を観たいと思うっていますが(笑)。
 

 ストーリーとしてはこの3人を中心にまわるという前提なのですが、二作を通して観てみると、ここにもう一人の登場人物が重要なキーパーソンになってくるんですよね。

 

 それが、さくらちゃん演じる「ローズウッド」です。この娘がね、もうね、いいんですわ。このローズウッドの存在があってこその今回の舞台の成功であったとtoumaは断言いたします。
 トライアングルとは、サクラ姫(あゆみん)とアサダ(くどぅ)とキリ中尉(りほりほ)の3人のことでありながら、実はサクラ姫とアサダとローズウッド(さくら)の3人をめぐる物語でもあったんですね。特にβではその色が濃く出ていて、その分りほりほ演じるキリ中尉とサクラ姫との関係性が描き切れていないきらいがあったのが少し残念ではありましたね。
 でも視点をアサダとローズウッドに向けて改めて思い返してみると、とても心地よい感じになるんですよね。まだ1回しか通して観ていませんから今後変わることもあると思いますが、現時点ではtoumaの中では、この2人の物語としての軸が出来上がっております。またさくらちゃんの演技と歌がいいんですわ。
 贅沢を言えば、ここに惑星αの未来を背負っていくサクラ姫の決意とか、サクラ姫へのキリ中尉の想いとか、この2人の関係とかを、もう少しだけでも描けていたらなあとちょっぴり残念ではあります。でも、もしかしたらそれはセリフとしては現われていないだけで、演出上では触れられているのかもしれませんね。全部を言葉にしないのも舞台ですし、自身の脳内で補完していくのも舞台の醍醐味であるのだと思います。ガキさんの舞台を観てきて、ほんのちょっぴりですがそう感じています。なのでそうした脳内補完をするためにももう1回づつ観ておきたいですね。こう思わされてしまっている段階で演出者の思う壺なのでしょうがね(苦笑)。


 以上、ざっぱくですがtoumaの感想でした。もちろん他にも想うことは多々あるので、また少しづつ書いていければいいですね。少し批評めいたことも言いましたが、全体を通した感想としては、娘。達が質の高い舞台に挑戦している様子が心地よい舞台であることは間違いないです。
 今回の舞台は、勢いとか若さとか派手な演出とか、大どんでん返しとかではなくて、人の想いや心を丁寧に丁寧に描こうとしている作品です。それはメンバーの演技や歌といった基礎の土台ができているからこそ成せることであり、グループとして舞台やミュージカルに長年取り組んできた歴史があればこそです。そして同時に、観劇する側のファンの土壌があってこそ受け入れられる舞台だと思います。私達観劇する側の経験値も上がっているからこそ提供された作品であることは間違いないでしょうね。
 これから観劇される方はぜひ楽しんできてください。toumaもあと1日は観に行きたいですね。

元気にヲタヲタしくしております

 どうもご無沙汰しております。toumaです。今年になって極端に更新が少なくなってしまい申し訳ありません。

 実は、私、何と、昇進いたしまして(笑)、名ばかり管理職からホントの管理職になってしまいました!!

 いやいや本当にねえ。新人の時からいろいろやらかしてきた自分が管理職ですからねえ。もう笑うしかないですね。まあ、実際は今までよりも更にこき使われている毎日でして(苦笑)、給料は大して変わらないのに苦労は倍以上です。朝は早いし、やることは山のようにあるし、部下の面倒をみて管理もしなくちゃいけないし、アフォな本部がバカな施策を降ろしてくるのをこなさなきゃいけないし、夜遅くへとへとになって帰宅したら飯もそこそこに寝てしまう毎日です。
 そんなtoumaを支えてくれているもの、それがモーニング娘。です。もうね、もしも娘。ヲタじゃなかったらすぐに精神がつぶれていましたね。ホント、冗談じゃなく、モーニング娘。と娘。メンバー達に救われている毎日です。自分と同じようにモーニング娘。ハロプロに救われている人達ってたくさんいると思います。


 さてさて、この春ツアーも終盤になっておりますが、toumaは、仙台、広島、中野1日、そして昨日の大阪に参戦しております。そうなんです、ブログに書いていないだけでヲタ活動はちゃんとやっているんですよ(笑)。しかもちゃかり遠征三昧ですね(苦笑)。でも武道館は残念ながら仕事で参戦できません。FCでチケットは確保していたのですが、本部の査察が重なってしまって涙をのみました。
 これまでの参戦も本当に休みをやりくりして何とか無理やり参加してきたんですよ。結構体力的にはギリギリなんですが、でもこれがあるのを励みにしてきたから仕事をこなせていたんですね。もうね、マジで娘。コン参戦がなかったら心が病んでしまうところでした。

 
 そのモーニング娘。15ですが、さゆが去った後で実際どうなんだという議論があちこちでされています。toumaの結論から先に言わしてもらいますと、今の娘。、めっちゃ楽しいです! 
 個々のメンバーにスポットライトが当たることの効果はとても大きいですね。そして12期の4人という新しい要素を抱えて混沌としつつも、それをかき回して新たな形を創ろうと頑張っている姿をみられるのは本当に楽しいですね。14の時のさゆを中心にまとまっていた娘。のステージは最高でしたが、カオスをも飲み込んで新しいグループに昇華していこうとする若いメンバー達の情熱がほとばしるステージは素晴らしいの一言です。
 これぞモーニング娘。です。最高のグループにならんと前へ突き進んでいく様を見せていくのが最大の魅力なんです。そして今の13人は最年長のはるなんですらまだ二十歳ですから、平均年齢が若いグループです。成長期まっただ中です。だから1公演終えるごとにグングン伸びています。実際最初に観た仙台公演のときと、昨日観た大阪公演のメンバーの成長ぶりやグループとしてのまとまり具合の進化は半端ないレベルでした。本当に1公演をこなす事で成長している時期ですから楽しくてしょうがないです。だからもっともっと!って観たくなってしまうんですよね。
 

 今は1の公演が100の練習を凌駕する時期なんだと思います。もちろんその1の公演を成功させるために膨大な準備をしていることは分かっていますが、実戦を通して得られる成果の大きさが1番出る時期なんだと思います。それは12期だけではなくて、最年長の9期にも当てはまると思います。実際9期4人の成長ぶりは参戦された方なら分かると思いますが凄いですよね。もちろん10期11期も同じです。何度も言いますが13人全員の成長ぶりは素晴らし過ぎますよ。
 武道館でこの集大成を体感できないのが本当に残念ですね。でもここまででも素晴らしい成長ぶりを堪能できたので満足です。ぜひ武道館に参戦される方は彼女達が成長しているまさにその瞬間を感じ取ってきてください。

 ・・・てなわけでして、こんな感じで、toumaは毎日元気でヲタライフを送っております。ブログの更新はこれからも少ないと思いますが、娘。を応援する情熱はいささかも衰えておりませんので安心してください(笑)。 

ありがとうBerryz工房

 本日はBerryz工房のラストコンサートですね。toumaはベリヲタではありませんが、でもやはり寂しい想いは当然にあります。特にここ数年はハロコンに参戦する楽しみの一つがべりキューの雄姿が観られることでしたから尚更です。本日の公演には自分は参戦しませんが、べりヲタのみなさんはぜひ悔いの残らぬ声援を送ってあげてください。

 
 さゆの卒業でtoumaも軽いさゆロスを味わいました。自分は特別さゆ推しではありませんでしたが、なんといっても12年間見続けてきたメンバーであったわけですし、その喪失感は本当に大きなものです。1人のメンバーですらそうなのですから、ベリヲタのみなさんの気持ちを考えると辛いですね。しかも娘。ならば残ったメンバー達がいてグループとしては活動を継続してくれますが、Berryz工房の場合は無期限活動停止ですからねえ。自分に置き換えてみて、仮にもう娘。のコンサートが行われないとなったら、もう、想像すらしたくないです。
 
 でもメンバー達が決断した想いも大切にしてあげたいですし、こればかりは仕方のないことです。だからこそ、今日のラストコンサートがメンバーにとってもファンにとっても素晴らしい公演になることを願わずにはいられません。
 

 Berryz工房のみんな、これまで本当にありがとう。素晴らしいパフォーマンスで楽しませてくれたことに心から感謝します。みんなのこれからの人生が充実したものになりますように。

これが醍醐味なんですよ

 フクちゃんの横浜アリーナでの行動が、『フクムラダッシュ』として絶賛されていますね。当初は一部で、イヤモニでスタッフが指示していたんじゃないかと言う方もいましたが、ラジオで本人の口から真相が語られてまぎれもなくフクちゃん自身の判断で行われた行動だということが判明し、尚更賞賛が高まっております。

 
 現場で見ていた者の1人として報告させて頂くならば、あの時のフクちゃんのダッシュはかなりの駆け足でしたよ(笑)。なのであれがフクちゃん自身の判断で行われた行動だということは、アリーナ席以上で見ていた方ならすぐに分かったと思います。さくらちゃんとえりぽんの話では、さゆの元に自分の判断で走っていくフクちゃんを見て、演出やダンスの先生方が皆号泣していたらしいですね。普段は厳しく指導している先生方も、フクちゃんの勇気ある行動に感動されたことでしょう。
 

  いずれにしても、あの行動でフクちゃんは全娘。ヲタと全ハロヲタに9代目リーダーとして全幅の信頼を寄せられる存在となりました。さゆですら就任当初は懸念する声もあったくらいですから、これは異例の好発信と言えるでしょう。さゆの足のアクシデントが思わぬ効果を後輩達にもたらしているようです。
 

 そういえば、モー女でフクちゃんとえりぽんとさくらちゃんが話しているのを聴きましたが、このフクムラダッシュについて切り出したのはえりぽんなんですよね。フクちゃんが大ファインプレイをしたことが嬉しくて披露したのはもちろんですが、そうした9人の貢献具合を話したくて仕方がない!って感じでしたね。つまりは「(えりも含めて)9人達が凄かったでしょう!」って事です(笑)。本人は「やってやった感がある!」ってドヤ顔していたようです。まあ実際フクちゃんを筆頭に後輩体9人の対応力はどれ程賞賛されてもいいですよね。
 横浜アリーナ公演の翌日の収録ということで3人共テンションが高かったのですが、その中でもえりぽんの高さは一番でしたね。でも今までのように空回りするようなテンションではなくて、しっかりと空気を前に進ませる話しぶりでした。横浜アリーナ公演を経て一回りも二回りも大きくなったのでしょうね。それはフクちゃんからもさくらちゃんからも伝わってきていて、おそらく12期メンバーも含めた13人全員が前の日までとは違う一つ高いステージに進んだのだと思います。

 

 メンバーが一気に成長していく瞬間ってあるんですよね。それを見られるのも娘。を応援する醍醐味です。この瞬間がまさにそれです。この年末から来年のハロコン、そしてツアーで一体どれほどの成長と変化を見せてくれるのでしょうか。
 モーニング娘。がまた面白くなってきますよ〜。今応援しないと後悔しますよ。

 こうしてみんな娘。から離れられなくなっていくんですよねえ(苦笑)。toumaのヲタ歴はこの繰り返しです。

道重さゆみ卒業公演感想 その2

 横浜アリーナを埋め尽くしたピンクのサイリュームさゆみんコールから、メンバー9人と12期の4人が真っ白な衣装で現れて『見返り美人』を披露しました。12期は踊りだけでしたが、思えば6期も圭ちゃんの卒業公演でラスト一緒にパフォーマンスをしたなあと12年前の光景を思い出しました。スクリーンに映し出された、りほりほの大粒の涙がまた感動を呼びました。
 着物に着替えたさゆがゆっくりと花道を歩く姿の美しさは、もはや言葉に表せない程でしたね。足が痛むのを堪えて曲中は最後までやりきりました。でも曲が終わると痛みに耐えかねて座り込んでしまうのですが、照明を暗転させるところに、この公演に懸けたさゆの矜持を感じ取りました。


 その後のメンバーからのお祝いの言葉は、さゆからメンバーへの言葉はほぼ無くて、基本的に聞くのみというスタイルでした。それがれいなの時とは違っていましたね。もしかしたらさゆも言葉をかける予定だったのが、足のアクシデントのために時間調整で削られたのかもしれません。でも、これはこれでメンバーの想いがシンプルに伝わってきて良かったと思います。さゆが後輩全員にとってかけがえのない存在であったことが痛いほどに伝わってきて涙を誘いました。
 

 一番印象的だったのがまーちゃんでしたね。結構しっかりと話していたのですが、最後に『卒業おめでとうございます』と言えなくて、言わなくてはいけないのは分かっているけれども、でも言いたくなくて、言ってしまったらさゆの卒業を認めてしまうから言うのをためらう姿がいじらしかったですね。でもまーちゃん、しっかりとさゆにお礼の言葉を言えていましたよ。良かったね、まーちゃん。
 

 うちのえりぽんは、さすがえりぽんでした(笑)。りほりほが泣きじゃくってさゆに抱き着いて感動が高まる中で、話し出そうとしたらさゆの足が限界にきて一時中断(笑)。さゆに『まさか生田のところで』と言われて会場は笑いに包まれました。そしてその後で結構いい事を言った後に『サブリーダー頑張ります』と力強く宣言したまではよかったのですが、さゆに『頑張って』と言われたら、『頑張って〜?』と、『イクタ!』を言わせようとするのが流石でした(苦笑)。それにすかさずさゆが『頑張ってください』と手を振りながらすかされたのに会場は大爆笑。さっきまでさゆの足のことで会場が悲壮感に包まれ出した空気だったのが一瞬でこれですよ。さゆの返しが完璧だったから笑いになったけれど、途中toumaは背筋がヒヤリとしましたよ(苦笑)。
 でも、これでさゆの怪我のことばかりが印象に残らずに空気が変わったのは事実でしたから、結果的に大ファインプレーではありました。これをえりぽんが自分だけの力で出来るようになれば良いのですが、まあ、ここはこれからも前へ前へと出しゃばる覚悟を披露したと前向きに捉えましょう(笑)。

 
 

 さゆの最後の挨拶は素晴らしいの一言に尽きましたね。原稿も一切持たずに約8分に渡り話していましたが、自身の想いやメンバー、そしてファンへの想いを、時に笑いを交えながら、でもまっすぐな気持ちを話してくれました。凄いなあ。もちろん手紙を読むのが悪いわけではありませんよ。この場合はさゆが凄すぎるのですよ。

 そして卒業ソングとして歌われたのは『赤いフリージア』。いわずと知れたさゆのオーディション曲です。さゆの卒業ソングはこの曲しか無いと誰もが納得の選曲でした。歌が苦手と最後まで広言していましたが、一つ一つのフレーズを丁寧に丁寧に歌うその姿は、まごうことない歌手のその姿でした。さゆの12年間のモーニング娘。の軌跡は、始まりのこの曲に戻って終焉するのですね。
 そして曲が終わると、今度は『歩いてる』のイントロが流れ出すではありませんか!さゆが大好きといつも言っていたこの曲も歌うんだね!さゆは欲張りだなあ(笑)、と微笑ましく思えました。そしてこれを9人のメンバーと一緒にパフォーマンスするさゆの幸せそうな笑顔が一杯でした。卒業ソングなのに、それすらもみんなで歌うことを選ぶのがさゆらしいですよね。


 そして本当に本当のラスト、『モーニング娘。として歌う最後の曲です』と紹介して歌われた『Happy大作戦』。この曲はまさにさゆがリーダーを務めてきた時期のメンバーのための歌です。れいながいた時は11人で、卒業後は10人で、一人一人の名前のコールが入る、まさに道重さゆみリーダー期の幸福感を象徴する曲であります。名曲であるこの曲はこれからも歌い継がれることでしょうが、でもこの曲を聴くたびに思い出すのはこの時代の幸福な時間なのでしょう。
 

 モーニング娘。が続く限り語り継がれるであろう道重さゆみと、道重さゆみがリーダーであったときのメンバー達との幸福な時間。横浜アリーナの全ての観客がその終焉を惜しむように鳴り止まぬ拍手の渦。最後に外周をゆっくりとまわるメンバー達は、その拍手と感謝の声のシャワーを浴びて輝いていました。さゆは涙を堪えながら笑顔で、最後まで笑顔でいました。足の怪我で満足なパフォーマンスが出来なかった悔しさもあったでしょうが、でも最後まで笑顔でステージに立ち続けてくれました。涙で潤んではいても最後まで笑顔でいたさゆを見られて良かったです。

 
 

 そしてさゆがステージから去って全てが終了したかと思ったその時、スクリーンに映し出される10人の集合写真。このツアーで見慣れた冒頭の映像には続きがあったのです!1人、また1人と、オープニングとは逆の順番でさゆの元から去っていくメンバー。そしてさゆは手に持っていた本をそっと椅子に置いて歩み去っていきます。
 その本の表紙には、『M。4329days  2003.01.19〜2014.11.26 sayumi michishige MORNING MUSUME。』と書かれていました。そう、冒頭で10人が楽しげに一緒に読んでいたのは、道重さゆみモーニング娘。の軌跡だったのです。さゆが読んで聞かせていたのは、まさに自身の本、すなわちモーニング娘。としての経験と矜持を後輩達に伝えていた、という意味だったのです。
 
 道重さゆみモーニング娘。の物語はここで終わるけれども、さゆの教えを受けた9人達は、これからは自分自身の物語を紡ぐべくさゆの元を巣立っていく、そういう意味だとtoumaは解釈しました。この解釈は人それぞれでしょうし、それで良いと思うのですが、toumaはそう感じました。9人が一緒に去って行かないのがまた印象的でしたね。制作側には特にそこまで深い意味はないのかもしれませんが、toumaには、後輩達一人一人が力強くさゆの元を巣立っていく象徴のように思えました。そしていつの日かに確実にくるであろう9人達自身のモーニング娘。からの卒業。まるでそれまでをも暗示しているかのようでした。
 こんなにも凝った映像を造ってもらえるなんて、さゆは本当にスタッフからも愛されていたんですね。


 
 こうしてあの日のことを改めて書いていても、あの公演の凄さを実感しております。さゆの怪我というアクシデントがあり、さゆ自身にとっては悔しい想いもあったと思いますが、でもこれからずっと語られるであろう名場面の宝庫のこの公演は、モーニング娘。の歴史に残る名公演であったと断言できます。そんな公演を現場で体感できて本当に良かったです。

 

 最後に、さゆ、本当にこの12年間ありがとう。道重さゆみと共にモーニング娘。を応援できたこの時間は、全てのファンにとっての宝物です。これからは自分の幸せのために目一杯自分の時間を使ってください。
 
 さゆが愛したモーニング娘。は、これからもたくさんの人達に愛され続けることは間違いありません。toumaもその一員として、微力ながら応援していきます。