フットサルの季節に思う

コンサートツアーも終わり、これからはフットサルの季節ですね。今からガッタスの活躍が楽しみです。残念ながら私は観戦できませんが、応援にいかれる方はぜひ熱い声援をメンバー達に送ってあげて下さい。

　このフットサル企画は日本サッカー協会とのコラボで始まったのでしたね。この企画、近年のハロプロ関連の企画の中では一二を争う好成果をあげていると思います。
　
　まずはアテネオリンピック女子日本サッカー代表の応援という形でマスコミへの露出もそれなりにあり、メンバー個々の顔を多少なりとも売ることができました。ヨッシーやミキティー、紺ちゃんなどのモー娘。メンバーに限っても、それまでの世間からの認知度からすれば、一定以上の効果がありました。
　しかも一過性のものにせず２年近く継続することで、いろいろな大会に出るたびにマスコミに取り扱われてきました。モーニング娘。関連の番組が少なくなりつつある現状の中では貴重な情ソースになっています。
　
　また、個々のメンバー間の連帯という意味でも重要な場になっていると思います。娘。に加入直後のミキティーなどにとっては、ヨッスイーや梨華ちゃん・紺ちゃんと親しくなる大きなきっかけになったのではないかな。たぶん梨華ちゃんなんかとは普通にモーニング娘。の仕事をしているだけだったら衝突するだけだったろうと思うんですよ。梨華ちゃんの頑張り屋なところだったり、負けず嫌いなところだったりをフットサルを通してリアルに感じることで、お互いに認めることができるようになったんじゃないかと思います。卒業式でのミキティーと梨華ちゃんの様子を見ていると、お互いに認め合っているの伝わってきましたからね。まあいろんな意味でミキティー自身にとっても学ぶことの多い場になったんじゃないでしょうか。

　
　そして何と言ってもこのフットサルの効果が一番顕著に現れたのははヨッスイーでしょうね。まず何よりスタイルが抜群によくなった。っていうか天才的にかわいい娘が完全に復活しましたよね。フットサル始める直前の映像と今の彼女を比べると別人の感がありますからね。
　しかし何よりも好影響を与えたのはむしろ彼女の内面に対してだと思うんです。もともと彼女は誰かの後についていくよりも、先頭きって突っ走っていく方が性にあっているでしょうし、地位が上がれば上がるほど実力を発揮するタイプだと思うんですよ。だからキャプテンという地位に就任したことで彼女のスイッチは完全にオンになりました。責任と自覚が急速に備わっていったことは見ていても分かりましたね。それがモーニング娘。の仕事にも本当にいい影響を及ぼしていきました。

　
　矢口の脱退という緊急事態を向かえて危機に陥ったモーニング娘。を支えたヨッスイーのリーダーシップは、既に自身で体験済みのことだからこそうまくそれを発揮できたのでしょう。フットサルチームのリーダーという予行演習無しにこの事態を向かえていたらどうなっていたかと思うと身震いがしますよ。それに加えてフットサルメンバーの結束が娘。全体の結束の中核として機能することでより強固なものになっていったのだと思うのです。
　矢口の穴を埋めて頑張りぬいた１０人のメンバーに対してもちろんリスペクトの気持ちでおりますが、このフットサル効果もけっして小さからざるものだったとしてよいでしょう。

　
　ガッタスの活動がいつまで続くのか分かりませんが、出来る限り長く続けて欲しいですね。現メンバーの実力が高まって今から入るのは中々大変だとは思いますが、可能な限り娘。メンバーには参加して欲しいものです。そういった意味でも七期メンバーの小春ちゃんには期待しています。体が出来上がっていませんからいきなり試合にでるのは無理でしょうが、ガッタスメンバーと接する機会を増やすことでいろんなものを吸収して欲しいです。

　頑張れ！　輝く猫達！