DVD鑑賞に思うこと

 土曜日だというのに出勤して働いてきてしまったtoumaです。こんばんは。

 仕事帰りに秋葉原ステーキ屋でサーロインステーキを堪能してまいりました。給料日直後なんでまあ豪遊してしましました。toumaはその店のネギ塩かけたステーキがお気に入りでいつもソースはそれにします。ご飯が進んで最高なんですよ。ガーリックとかは途中で飽きることがあるんですが、ネギ塩は最後まで堪能できるのがGOODです。
その後は家に帰って酒を飲みながら娘。DVD三昧です。見たのは圭ちゃん卒業ライブとカオリン卒業ライブです。どちらの公演にも参加していたので改めて見ると感動もひとしおですね。
 

 ただ、今回改めて見て思ったことは、圭ちゃん卒業のころのモーニング娘。コンサートには問題点が山済みだということです。当時の最新アルバムを引っさげてのコンサートであるはずなのに、肝心の楽曲がショートバージョンでフルに歌う曲は皆無。これが歌手のコンサートとしては致命的な欠陥だということは今春のツアーに参加した方ならご理解いただけると思います。今春のツアー『愛の大六感』も最新アルバムを中心に構成されていましたが、何曲かはフルで歌うことでその楽曲の持つ良さを引き出していました。アルバムで聴いた際には正直興味を持たなかった曲もコンサートで聴いて好きになったりしました。それはやっぱりフルで歌うことでその楽曲が持つ魅力が素直に伝わるからだと思うんですよ。
 
 TVのような雑多な層に訴える媒体と違い、コンサートに参加するという行為はそのアーティストの世界観に浸りたいという願望の発露であると思うんです。それがTVと同じショートな歌では感動も半減しちゃいますよね。昨年秋のライブ動員数の凋落の遠因はこのころから顕著になりだしていたのですね。その前の年のライブDVDと比較しても明らかに一つ一つの歌に裂いている情熱が薄くしか伝わっていないのですよ。これはもうメンバーの問題ではなくスタッフの怠慢というしかないでしょうね。たしか矢口が夏の野外ライブで倒れてからこのような構成になったと記憶しておりますが、冗漫なコントでお茶を濁している間に確実に娘。ファンはその実数を失っておりました。

 ライブが楽しめないモーニング娘。に未来はありません。toumaは娘。はライブが命と考えております。一瞬の煌きを放つメンバーのパワーを一度でも体感した者はその世界にどっぷり浸かってしまうものです。だからこそフルバージョンでその歌をしっかりと聴かせることが重要なのです。

 遅きに失した感がある今春ツアーからの改革。しかしファンは確実にその変化を感じてまたコンサートに集結してきました。参加したどの会場でも超満員。熱気と興奮の中で体感できる娘。のパワーはやはり格別のものですよ。それを活かすセットリストとあいまって最高の時間と空間が作り出されていました。
 娘。が息を吹き返したこの流れをぜひ大切にして欲しいです。
 
 秋のツアー、いまから期待して待ってますよ。