メレンゲカオリンに思う

最近の週末は完全引きこもり状態のtoumaです。こんばんは。

 昨日の朝何気に日テレにチャンネルまわしたら、ガキさんが出ているじゃありませんか!そうだ汐留イベント関連だ〜と思った時はすでに遅く録画できませんでした。
 ヨッシーとサユに挟まれて真ん中にいるガキさんの可愛さといったら!朝からいいものを拝ませていただきました。
 二人と比べるとガキさんホント小さいですね。っていうかサユの大きさにびっくりです。つんくポジティブ本で身長のことを嘆いていたけど、印象としてはそんなに背が大きいイメージがサユにはなかったんですよ。でも、こうしてTVのフレームに収まっている姿を見ると納得しました。
 でもモーニング娘。のセクシー担当を目指すならある程度の身長は必要だから大丈夫だぞ!サユ! 19歳くらいになったら相当セクシー&キュートな女の子になっているよ。その日が楽しみだなあ。


 
 さて本日4日(土)は「メレンゲの気持ち」にカオリンが、「おじゃマンボウ」にヨッシーと愛ちゃんを中心に娘。メンバーが出演と、娘。オタにはたまらない午後の休日となりました。
 メレンゲカオリンは天然キャラを久本さんにうまくまわしてもらっていましたが、娘。のリーダーを卒業して重荷が取れたのか、年相応のかわいらしさが出ていましたね。先輩の相田さんとテンポが一緒って話はかなり面白かったです。トークで切り返していくキャラじゃないからバラエティー番組のレギュラーは難しいかもしれないですが、少しずつ慣れていってカオリンのかわいらしさを出していけばいいんじゃないかなあと思いました。
 
 

 実は今日見ていてカオリンから「元モーニング娘。」って印象がすごく薄いことにビックリしました。少なくともtoumaにはそう見えました。これは、悪い意味じゃなくて、カオリンモーニング娘。の中でも異色だったからだと思うんですよ。スーパーモデル並の抜群のスタイルにビーナスのような美貌、美しいロングヘア、理想的な女性の姿形ですよね。でもそれってモーニング娘。のメンバーの中ではやっぱり異色なんですよね。それは今のメンバー達に限らず、デビュー時からずっとそうなんですよね。さらに言わせていただければアイドル界全体を見渡してもカオリンみたいな女の子はやっぱり異色というか異端だと思うんですよ。アイドルとしては上に述べたような要素がむしろ足かせになってしまうんですよね。これが日本以外の国だったら新旧娘。メンバーの中でもダントツのNO.1人気になっていたと思います。しかし日本ではこうゆう完璧なハリウッドタイプの女性はなかなか受け入れられづらいんですよ。やっぱりかわいこちゃんタイプが人気者になるのは今も昔も同じようです。(なのでサユが身長が大きくなりたくないというのも、無意識にそれをを感じているからだと思います。物事の本質を捕まえることに長けている娘ですから)

 
 少女を神聖視するのは世界中に存在する考えですが、日本の場合特に顕著に存在すると思われます。いわゆる「萌え」というものも、何も今に始まったことじゃなくて、私達日本人の深層心理に根付いているものだと思います。それが最近制約なしに表に出てきただけで、特別新しい要素は少ないんじゃないでしょうか。少女を対象にした特別な感情は、時代時代で名前こそ変われ本質的には変わらずに存在し続けていると思います。
 大きな変化といえば対象が二次元の女の子にまで広がったということですが、少女を神聖視するという一点では変わらないと思います。少女の対象年齢がどんどん低年齢化し、逆に少女達自身が急速に大人臭くなっている現在においては、むしろ少女性をもっとも体現できるものは二次元のアニメであったりゲームであったりするので、それを中心にした「萌え」という現象が大きくなるのも必然的なことだと思われます。
 
 
 だから、モーニング娘。時代に彼女推しのオタが極端に少なかったのもある意味必然的なことでした。(注:彼女に人気がなかったというのではなくいわゆる『推し』という面でのことです。)だからカオリンにとってはモーニング娘。としてやりづらい場面が多々あったと思います。国民的アイドルグループなんて呼ばれるようになればなるほど、おそらく自分の中で葛藤が大きくなっていったのではないでしょうか。
 しかし一人のタレントや一アーティストとして見た時、それは過去の影響を受けずに飛躍できる長所になると思います。「元モーニング娘。」という肩書きがテロップにつかなくなる日はそう遠い先ではないでしょう。そんな肩書きが似合わなくなるくらい素敵なアーティストとして活躍していくことを確信しております。
 アイドルとしては足かせになったかもしれないその美貌やスタイルの良さを活かした仕事をするもよし、芸術的才能を活かして歌や絵の創作をするもよし、カオリンの未来には他の卒業メンバー達には真似できない彼女だけが進める道がいっぱい広がっていると思います。だからあせらずに一つ一つの仕事をゆっくりと大切にこなしていって欲しいです。


 
 カオリンのような娘を内包していたことはモーニング娘。の強みのひとつだったと今は理解できます。異端性は組織を活性化していく上で必要不可欠な要素です。今の娘。にそうした異端性は誰に宿っているのでしょうか。それを読みと解いていくのも娘。ウォッチャーの楽しみですね。
 

 今日は思わぬカオリン論になってしまいました。明日は娘。本体について語ろうと思います。
 でもハロモニ見っぱなしで日記書けなかったらごめんなさい・・・。