愛の覚醒

 金さえあれば仕事なんかせずに毎日遊んで暮らせるんですよね。そんな境遇に憧れつつ、いざそうなったら絶対退屈で耐え切れなくなって、なんか仕事見つけようと汗水流している自分が想像できます(涙)
 まあ今が幸せなんでしょうね、たぶん・・・。こんばんは、toumaです。


 
 先日の仙台公演の余韻がまだ醒めません。今toumaの胸に強く残っているのは高橋愛の素晴らしいパフォーマンスです。正直仙台ではずっと愛ちゃんに魅了されておりました。こんな経験は初めてです。これまでも歌やダンスの高いスキルは十分認めておりましたし、彼女がエース級であることを認識していたつもりでした。しかし今の愛ちゃんはそんな過去の認識をはるかに超える位置に立とうとしております。しかもそれが現在進行形なので公演ごとにどんどん高まっております。この仙台でtoumaは確信いたしました。

 
 高橋愛は完全に覚醒した。


 新生モーニング娘。のエースは高橋愛です。歌、ダンス、存在感、全てが突出しております。ソロ歌手としての属性はミキティの方が一枚も二枚も上手でしょうが、こと『モーニング娘。』という括りの中では愛ちゃんがダントツです。真ん中に愛ちゃんがいることで生まれる興奮は新生モーニング娘。の売りになること間違いないです。清冽な色香を匂わせつつ高いスキルに裏打ちされたパフォーマンスは見るものを魅了せずにはおりません。
 新曲「色っぽい、じれったい」や前曲「大阪恋の歌」はこの高橋愛があったればこそ生まれた曲なんだと改めて実感いたしました。特に「大阪恋の歌」は発売当初は何故この時期にこの曲なのかと疑問を感じておりました。梨華ちゃんの卒業という状況や新生モーニング娘。の船出の曲という意味合い(当時は矢口新リーダーの元での初めての曲という意味合いがありましたから)においてもちょっと疑問だったんですよね。
 ところが梨華ちゃんが抜けて改めてこの曲をステージで見たとき、真ん中に愛ちゃんがいることで据わり心地が格段によくなりました。楽曲の持つ魅力がよりストレートに伝わってきました。それは梨華ちゃんがダメとかそういうんじゃまったく無くて、愛ちゃんがより長く真ん中にいることでこの曲の魅力を理解できたということなんです。この歌は愛ちゃんが真ん中にいることで成立する曲なんだと納得させられました。逆にいえば真ん中に立つ愛ちゃんがあって初めて生まれた曲だということです。つんくPは愛ちゃんの覚醒なくしてこの曲を娘。に歌わせようとは思わなかったはずですよ。
 「色っぽい、じれったい」はこうした「大阪恋の歌」の流れをより強化したものだと思われます。ですから高橋愛度がより高まっているのは必然であると思います。以前toumaは『この曲は高橋愛の曲だ』と申しましたが、その感覚の裏付けを取ることができた気分です。toumaがこれからツアーをまわる大きな楽しみにこの二曲があることを申し上げておきます。
 

 今回のツアー、高橋愛を見るだけでも十分お金を払う価値がありますよ。それぐらい素晴らしいパフォーマンスです。武道館ではいったいどれほどのパフォーマンスで魅了してくれるのか今から楽しみです。