娘。を好きにさせてくれた人

 今日は文化の日。少しは文化的なことをしようと思いつつ朝を迎えたのですが、最近の寝不足がたたったのかまったく起きられませんでした・・・。食事もそこそこに眠りを貪っているtoumaからは文化の香りはまったくしませんよね。反省して夜は娘。のDVD鑑賞会としゃれ込みます。これがおいらの一番文化的な行為です・・・。こんばんは、toumaです。

  

 さて、本日は北海道公演。言わずと知れた娘。産地での公演です。現役娘。としては紺ちゃんミキティーの二人が凱旋となります。二人にとって素晴らしい公演になることを願って止みません。会場に駆けつけたファンの方達の熱い熱気で最高の時間を二人にプレゼントしてあげて下さい。


 toumaは生粋の五期メンファンでありますが、これまでサイトの中で紺ちゃんのことに触れる機会は少なかったと思います。なのでこの日記を見てくれている方の中には意外に思う方もいるかもしれませんが、実は、toumaは大の紺野ファンであります。


 まだ娘。のファンになる前、仕事の昼休みで行きつけの喫茶店スポニチを読んでいると、『モー娘。新メンバー決定』の記事が芸能欄に大きく掲載されておりました。「また増えるの?つんくも少しは考えろよな〜」「さすがにもう厳しいんじゃない?」などという会話を同僚達としていたのを覚えています。そのころの娘。は大活躍中でしたから、ファンでない者達にも話題にはなっていました。toumaもそんな一般層の一人でありましたが、娘。で唯一のとっかかりだった裕ちゃんが卒業してからは、自分には関係のないグループだって思ってました。だからたまにテレビで見ると面白いなあって思う程度でした。なので新メンバーって言われてもピンときませんでしたし、ファンじゃない目から見ていても当時の9人はバランスが取れていましたから、あえて増やす必要ないんじゃないかって思ってましたからね。
 

 さて、その時読んだ記事の中で『赤点娘。』の文字が目に入ってきました。歌もダンスもどうしようもないがインスピレーションを信じた、云々のつんくの言葉が載っていました。「こんな有名なグループに入るのに能力不足なんて言われて大変だぁ」って思ったものでした。
 

 もちろんそれが紺ちゃんなのは言うまでもないですよね。

 
 でもそれで急にファンになったって訳じゃありません。そんなに簡単なもんじゃないですよね。何しろアイドルというものにはまったことが無いのが自慢なtoumaでしたから。まあ頑張ってくださいよぐらいの軽い気持ちでしかありませんでした。
 それがですね、しばらくしてその娘がうたばんの収録中に怪我をしたって記事を読みまして、「何てついてない娘なんだろう。」って思ったのが全ての始まりでした。その後何となくその娘のことが気になるようになって、モーニング娘。のニュースがあるとコンビニで立ち読みして確認したりするようになりました。(ただテレビはほとんど平日は見ないので、ヘイヘイやらうたばんやらはまだ全然チェックはしてなかったんですけどね)
 でも「Mrムーンライト」や「そうだ!We`re ALIVE」なんかを歌の特番なんかで見て「全然写ってないじゃん!っていうか全然歌ってないじゃん!」って思ったんですよ。
 これはあんまりじゃないか、この分では多分人気もあんまりないんだろうなぁって思ったのが第一の応援熱の点火でした。そのころはネットなんてやっていませんからテレビや雑誌以外の情報は皆無だったので、紺ちゃんが実は結構五期の中では人気があったなんて知りませんでしたからね。ただただ前に出れないこの娘がいじましくなっていったんですよね。それから何となくその娘を応援するようになって、それに併せてモーニング娘。の動向も気にするようになっていったんです。CDやDVDを買ったりしだしたのもそのころからです。そしてしばらくそんな状態が続いていました。


 そんなある日、秋葉原をぶらついていると・・・『先輩!』の歌声が突如耳に入ってきました。思わず振り返ると、そこにはさいたまスーパーアリーナでの公演の模様を収録した「LOVE IS ALIVE」のDVDが流れていたんですよ。そしてそこで「好きな先輩」を歌っている五期メンバーが映し出されていたんです。
 そこに映っていた4人は、素人目に見てもスキルが到っていないのは分かりました。でもひた向きに、精一杯の笑顔で頑張っていました。腕をいっぱいに伸ばして踊って歌っているその姿に強くうたれてしまいました。それまではあの娘中心だった視線が五期メンバー全員に行った瞬間だったかもしれません。
 すぐにDVDを購入して改めて家でじっくり観てみると、やっぱりあの娘は画面の端っこに映っていることが多かったし、声が全然でていないし(後からあの日紺ちゃんは風邪をひいていたと知りましたが)、ホントしょうがないなあって思いながらも、この娘を見守っていこうって思い始めている自分がおりました。そして「男友達」と「好きな先輩」をひたすら繰り返して観ている自分がいました。
 

 この「LOVE IS ALIVE」のDVDでtoumaは完全に紺ちゃんを意識するようになりました。そして同時に「好きな先輩」を通して同期のメンバー達のことも好きになっていました。ガキさんが、愛ちゃんが、マコが本当に大好きになっていたのです。そしてそれはtoumaがモーニング娘。というグループにハマるスタートにもなりました。
 
 もしも紺ちゃんがいなかったらtoumaはモーニング娘。を応援していなかったかもしれません。たとえ応援していても違った形であったでしょうね。toumaにとって紺ちゃんは娘。の素晴らしさを知るきっかけを与えてくれた大恩人なのです。もしも紺ちゃんがいなかったら娘。の素晴らしさを知らずに人生を過ごしたことでしょう。もしかしたらその分お金は貯まっていたかもしれませんが、それは何と味気ない人生であったことでしょうか。
 紺ちゃんの歩みはtoumaの歩みでもあります。4年前のtoumaからは想像もつかない今の姿ですが、後悔はありません。モーニング娘。はそれぐらい素晴らしいグループですよ。それを教えてくれた紺ちゃんに心から感謝していますし、これからも精一杯応援していきます。

 
 この日記を書き始めてからずっと封印してきた紺ちゃんへの想いを述べさせてもらいました。toumaにとって紺ちゃんは特別な存在です。これからもずっとずっと特別な存在であり続けます。
 
 
 もう一人の特別な存在であるガキさんについてはまた今度述べたいと思います。紺ちゃんとはまた違った意味でtoumaにとってかけがえの無い存在であるガキさんガキさんへの想いはこれまた特別過ぎて難しいんですが、いつか自分の中で整理ができたら話したいと思います。

 
 とにもかくにも今日は凱旋公演おめでとう、紺ちゃん