大阪公演に思う

  久しぶりに何も無い週末を過ごしております。いや、本当は泊りがけのイベントがあったのですがキャンセルしてしまいました。もちろん娘。関係ではなく仕事がらみですよ(笑)
  くわしく申しますと、仕事先のある運動クラブにtoumaは所属しておりまして、その大会があり参加を予定していたのですが、どうも気乗りしないし、最近週末が忙しかったのでゆっくりしたかったし(忙しいのはハロー絡みで)なにより面倒くさかったので・・・止めました。ほぼドタキャンに近かったから少しばかり気がとがめましたが・・・。でもわざわざ休日に金払ってまで気乗りしないイベントに参加は出来ませんよ。最近どんどんまわりに合わせることをしなくなっています。これでも一応運動クラブ出身で「体育会系」と言われていたんですけどね・・・・。こんばんは、toumaです。


  本日は娘。さん達は会津でコンサートとか。一昨日は北海道だし、まったく大変ですなあ。改めてモーニング娘。って重労働だなあと思いました。ホント頭が下がります。
 さて、そのコンサートもいよいよ終盤にさしかかっておりますが、来週末はいよいよ大阪公演であります。toumaにとって今ツアー最大の遠征になります。年に一度の長期休暇を利用しての遠征ですから気合が入ります。大阪国際会議場大ホールという初めての会場なので勝手が分からない面も多々ありますが最高の時間を過ごしてきたいと思っております。
 思い起こせば、toumaが初めて娘。の単独コンに参戦したのが大阪でした。娘。コンデビューがいきなり遠征でしたからね。コンサート自体はその前のハロコンで初体験していたのですがね。そこで今までに感じたことのない興奮を体感いたしまして、「これは絶対に娘。本体のコンサートに参戦しなくては!」と決意したのが3年前の初春でした。ちょうど圭ちゃんの卒業ツアーの時ですね。ハロコンが1月の末で大阪コンが4月でしたから約3ヶ月の間情報収集して、新幹線の手配やら宿の手配やら、チケットの確保の方法に頭を悩ませたりと、何分初めてのことで戸惑いながらも楽しかったことを覚えております。その時初めてヤフオクをしましたし、大阪の金券ショップ街が梅田にあるらしいとの情報をネットで知り地図を片手に当日歩き回ったりと、今ではいい思い出です。
 その時の会場は大阪城ホールでして、土日昼夜4公演という今ではちょっと考えられないくらいの規模で行われていました。その全てに参戦を計画し実行したことは、toumaの人生の中でも3本の指に入る一大イベントでした。そもそもモーニング娘。のコンサート自体が初めてであり、4公演も入って途中で飽きてしまわない保証はどこにも無かったわけですよ。一度だけ体感したハロコンでの熱気を信じての、ある意味ギャンブル的要素も高かったわけですよね。なのでこれが最初で最後の娘。コンになるかもしれないと思いながらの参戦でありました。
 まあその結果は言うまでもありませんが、とにかく大興奮の二日間でして、4公演が終わった後も「もっともっと娘。を見たい!もっともっと娘。を体感したい!」と思っている自分がおりました。思えばあの日からtoumaは完全なる娘。ファンになっていたんですね。そういえば今思い出したんですが、その時の土曜日がヨッスイーのバースデイコンサートにあたっておりまして、会場のみんなでハッピーバースデイソングを歌ったんでしたよ。初参戦が聖誕祭コンだったなんてある意味凄いですよね。それ以来大阪はtoumaにとっては大切な場所になりました。


 でも反対に大阪ではとてもくやしい思いもしております。昨年の秋ツアー、一年半ぶりに大阪城ホールに参戦した時のことです。以前参戦したときの楽しい体験をもう一度と思いまた遠征を敢行いたしました。久しぶりの大阪城ホールへの参戦にワクワクしながら計画をたてておりました。ところが、そのちょっと前に参戦した横浜アリーナの時から暗雲が漂っておりました。横浜アリーナ土曜夜公演と日曜昼夜公演に参加したのですが、土曜と日曜昼公演の客の少なさに愕然としたのです。スタンド席は初めから客が入っていなくてセンター席とアリーナ席(つまりスタンドの一階席ですね)のみの客の入り。しかもファミリー席にいたっては空席が目立つではありませんか。なっちが卒業し、直前の辻加護コンビの卒業がこれ程の影響を及ぼすとは正直思っていませんでした。最終公演こそスタンドも埋まり超満員状態になりましたが、DVD収録という要素が強くあまり喜べる状況ではありませんでした。
 でも大阪公演では近畿圏の熱いファンがたくさんいるので大丈夫だろうと一縷の望みをかけていました。なんとか大阪城ホールがいっぱいになることを願って新幹線に乗りました。
 しかしその願いは儚く消え去りました。4公演全てに参加し、全ての公演でスタンドが埋まることはありませんでした。センター席とスタンド1階席だけで5〜6千人ぐらいは入っていたと思います。その数だって凄いことなんですが、でも2階スタンド席は最後まで閉鎖されたままの大阪城ホールはガランとした空虚さを伝えるばかりでした。そのわずか一年ちょっと前に同じ場所で超満員の公演に身を委ねて激しい高揚感に満たされた記憶が空しく甦ってきました。土曜夜公演が終わって会場を出ると、出口付近で翌日の公演のチケットをスタッフが必死に売っているではありませんか。当日券に並ぼうと思っていたtoumaはそこでチケットを購入したのですが、センター席15列という良席を定価で購入できてしまいました。娘。コンにきている客なら当然翌日のコンにも興味があるだろうし、ここで売るのが一番効果的だとは分かっていましたが、この時感じた空しさ悔しさはちょっと言葉では言い表わせないものでしたね。わずか一年ちょっとというこの短い期間でのこの落差は一体何なんだと悲しくなりました。娘。の素晴らしさを初めて知ったその同じ場所で、娘。の厳しい現実を突きつけられるとは何と残酷な皮肉であったことでしょうか。


 でもこんなつらく厳しいステージでも娘。達は頑張っておりました。ステージから客席の様子はよく見えるでしょうからtoumaなんかの何倍もメンバー達はショックだったと思います。特に超満員の会場を知っているメンバー達にとっては辛い現実だったと思います。なっちや辻加護がいなければダメなのだろうかと自問自答したのではないでしょうか。特に卒業を控えていたカオリンなんかは一番辛かったんじゃないかと想像しました。
 でもステージでの娘。はやっぱり輝いていました。最高のパフォーマンスを見せようと頑張っていました。代わり映えのしないMCやコントを強要されながら少しでもいいものを届けようと工夫していました。歌とダンスでは全力を振り絞っておりました。
 どこかの記事で「つらかった時に飯田さんの一括で頑張れた」というようなメンバーの言葉を見た記憶があるのですが、そのつらかった時ってたぶんこの時期のツアーのことだと思われます。おそらくテンションが下がり気味のメンバー達に娘。としてステージに立つ心意気をカオリンが喚起させる機会が幾度となくあったのだと思うんですよ。モーニング娘。であることの厳しさをこの時メンバー達は改めて知ったんじゃないでしょうかね。


 
 この大阪城ホールでtoumaは決意したのです。何があってもずっと娘。を応援していこうと。最後終焉を向かえるその日まで現場で彼女達を応援していこうと。そして一人でも多くの人に娘。の素晴らしさ、楽しさを伝えられるように努力していこうと。
 あれから1年が経ち、新生モーニング娘。として始動した10人がまた大阪に還ってきます。会場は大阪城ホールよりも小さくはなりましたが今ツアーの会場としては武道館に次ぐ規模であり、土曜日曜で計3公演というある意味試金石的な公演になります。toumaの中では昨年のリベンジ公演になります。あの日の空しさ悔しさを晴らす絶好の機会が訪れたのです。絶対に負けられません。絶対に3公演全てを超満員にしたいのです。この規模の会場を超満員にしていくことでまた大阪城ホールで公演を打つことだって出来ると思うのです。
 いつの日かまた超満員の大阪城ホールで娘。のコンサートを体感したい!それがtoumaの夢であり目標であります。今の10人の新生モーニング娘。ならきっとかなえてくれます。toumaはそう信じております。そしてそのために頑張っていきます。ひとつでも多くのコンサートに参戦し、つたない日記ではありますが頑張って更新をして一人でも多くの人に娘。の素晴らしさ、娘。コンの楽しさを伝えていきたいと思っています。
 
 モーニング娘。が好きだから、モーニング娘。の歌が、ダンスが、そして何よりモーニング娘。で頑張っているメンバーみんなが大好きだから、それを守るために、そしてより発展させるために、ファンみんなで頑張っていきましょうよ。大切なものが無くなってから嘆いても遅いんですから。
 

   toumaは来週大阪公演に参加いたします。娘。が大好きですから・・・