2005年の娘。とtouma

今日で仕事納めの方も多いことでしょう。そんな中30日まで働くのはテンションが下がります・・・。まあ朝のラッシュがなくなるのがささやかな喜びかな。こんばんは、toumaです。


 今年も娘。で始まり娘。で終わる一年でした。手帳の予定は常に3〜4ヶ月先のコンサートから埋まる日々。仕事の予定が書き込まれるのはその遥か後。そんな毎日が楽しかったです。
 年明けはカオリン卒業のカウントダウンから始まりましたね。ラッキーセブンオーディションで『該当者無し』のつんくの言葉を聞いた時、思わずガッツポーズをしたのもこのころでした。何かもう遠い遠い昔のような気がするんですがまだ今年のことだったんですねえ。最後のオリジナルメンバーの卒業を経てモーニング娘。も大きく変わるのかとあちこちで言われましたが、正直このころtoumaは矢口がいる間は緩やかな変化に留まるだろうと思っておりました。
 そうこうしているうちに春ツアーが始まりまして、それまでの緩慢な公演内容をガラッとリニューアルし、歌とダンスで勝負を賭けてきた姿勢に拍手喝采をしました。会場は小さくなったもののファンを呼び戻すパワーに溢れた公演にtoumaのテンションは格段に上がりました。それまで行ったことのない地まで遠征し始めたのも全てはこの熱いライブに身を委ねる高揚感がたまらなかったからに他なりません。自分はモーニング娘。のファンなんだと改めて実感できたツアーでした。
 

 そして娘。を襲った大激震の『矢口脱退』。このニュースを知った時の混乱と当惑と悲しみをどう言葉で表したらいいのかちょっと分かりません。いまだに完全には整理しきれていないです。でもこの時衝かれたように八王子の会場まで行って幸運にも夜公演に参加できたことに今は感謝しております。公演前に横一列に並んでファンの前で頭を下げたメンバー達の悲しい笑顔をtoumaは絶対に忘れませんし、矢口の穴を懸命に埋めようと全力で歌い踊る彼女達に感動したことも決して忘れません。まさにあの夜、toumaは決心したのです。この日ステージに立ったメンバー達をこれからもずっとずっと応援していこうと。toumaの中で新生モーニング娘。がスタートした日でありました。
 またこの日は初めてファン同士の交流というものをした日でもありました。とあるサイトで二年近くBBSで交流があったMさんと初めて連絡をとり合ってお会いしたのです。矢口脱退という緊急事態がお互いの連絡を取らさせたわけでして、縁というのは分からないものですね。その時Mさんの仲間であるGさんを紹介していただきまして、公演後八王子の駅までの道すがら娘。の今後について語り合うことができました。娘。の緊急事態に動揺していたtoumaにとっては同じく娘。を応援する方たちと話せたことでとても勇気付けられました。
 お二人とはその後春秋の武道館公演や秋ツアーの初日の松戸などでご一緒させていただくようになり、toumaにとっては唯一といってもいいヲタ仲間になりました。年齢が近いということもありますが何よりも娘。に対するスタンスが同じ方向を向いていることがtoumaとしては嬉しい限りです。お二人と知り合えたのはある意味今年一番の出来事かもしれませんね。toumaは基本的に単独参戦派ですし、そのスタイルは今後も変わらないと思いますが、共に応援できる仲間がいるというのはやはり心強いものです。矢口脱退という事態がなければおそらくお会いすることもなかったでしょうし、そういった意味では矢口に感謝でしょうかね。


 
 そしてゴールデンウィークでは長く娘。のエース格であった梨華ちゃんの卒業がありました。そして一人の小さな女の子がモーニング娘。の一員として加入いたしました。この久住小春ちゃんの加入の様子を追った5月1日放映のハロモニは近年で最も娘。を幸せにした番組だったと思います。卒業が繰り返されることで少なからず傷ついてきたファンの心を再び熱くしてくれたと思っています。大きな可能性を持った小さな女の子を迎えに行くモーニング娘。達という光景は幸せの光に満ちていました。小春ちゃん自身がエースとして輝き出すのはまだ少し先ではありますが、モーニング娘。に幸せの春をもたらしてくれたのは間違いなく彼女の功績です。


 
 そして夏のハロコンを経て八月からはいよいよ娘。秋ツアーがスタートしました。春ツアーで始まった改革がさらに加速され、ゲストのいないモーニング娘。のみの正真正銘単独ツアーとなりました。娘。メンバーにとってもファンにとっても決して忘れることのできないエポックメイキング的なツアーになったと思います。スタート当初こそ観客動員で苦戦するかと思われましたが、武道館公演以降は公演内容に磨きがかけられ充実したコンサートの魅力に惹かれて尻上がりに良くなっていきました。各所で聖誕祭や凱旋コンが実施されファン自身が一つ一つの公演を特別なものにしていこうと工夫するようになったのもこのツアーの特徴でした。それもこれも魅力的な公演をこなしているメンバー達への愛情とリスペクトの気持ちがあればこそでしょう。そしてヨッシーの言葉にもあるとおり『日本全国いろいろな所から集まった新生モーニング娘。』だからこそこうしたイベントが成り立つわけですよね。そのことに気付いた時、ファンの目の前には娘。の新たな公演の形と可能性が見えてきたのではないでしょうか。コンサートの新たな楽しみを開拓したという意味でも秋ツアーは記憶に残るものとなりました。
 新春のハロコンのころと比較して、秋ツアー千秋楽公演で何倍にも大きくなったメンバー達を見ることができたtoumaは幸せ者です。今年も激動の娘。達でしたが、一つだけ確かなことは、今の10人のメンバー達のスキルは半端じゃないってことです。過去のどの時の娘。と比較しても歌とダンスのパフォーマンスはダントツでしょう。しかもまだまだ大きな伸びしろがある分さらに凄い存在になれる可能性があります。来年はその魅力をファンの外にも届けることが重要になってくるでしょうね。既成のイメージを壊していく覚悟が必要です。その準備はこの秋ツアーで整った、そうtoumaは確信しております。


 2005年、モーニング娘。が生まれ変わった!そんな一年でありました。toumaにとっても改めて娘。とはなにかを考えさせられる一年でした。そして知った気持ち、それは、横須賀公演でガキさんが言葉にして教えてくれました。
 『私はモーニング娘。が大好きです。』
 この言葉が全てです。全ての気持ちを伝えてくれています。
 大好きなモーニング娘。だから一生懸命応援する!そんなシンプルな気持ちを大切にしようという気持ちになれた一年でした。


 今年もいろいろあったし、来年もまたいろいろあるでしょう。でも来年も娘。を全力で応援する!そう誓える自分がちょっぴり誇らしいです。