「touma提督参戦記」第五章・八月の撤退、より抜粋

『提督!敵要塞”リボンの騎士”のゲート5ヶ所全て確保いたしました!』
『よし、順調だな』
『提督!敵本陣”SSA公演”へ至る3ルートも全て制圧中とのことです!』
『うむっ!』
『提督、まさに完勝であります!』
『よしっ!今こそ全軍を突入させるぞ!これで我軍の完全勝利は間違いない』
『はっ!』

 ピリリリリリ〜〜〜〜!!!

『提督!本国より緊急入電です!』
『ふっ、祝電でも送ってきたのか』
『!!!!本国は・・・本国は・・・撤退を指示してきております!』
『何だと!そんな馬鹿な!!見せてみろ!』

・・・・ワレニホキュウノソナエナシ。シキュウリボンノキシヨリテッタイセヨ。クリカエス。リボンノキシヨリテッタイセヨ。


『くっ!何たることだ。補給が続かないだと!ふざけるな!勝利は正に目の前なのだぞ。あと一歩、あと一歩で完全勝利だというのに、何たることだ!』
『提督、いかがなさいますか!?』
『くっ・・・・。ここまできて・・・無念だ』
『提督っ!』
『諸君!撤退はあくまでも一時的なものだ。本国の馬鹿共を説得して必ずまた戻ってくる!』
『我らの戦うべき理由たるGOKIMENNの栄光のゲート8.26には間に合いますか!?』
『間に合う!いやっ!間に合わせてみせる!それこそが我が国の建国の精神ではないか!?それを理解しない本国の能無し共など蹴散らしてくれるわ!その日まで諸君!耐えてくれ!』
『提督!!』