スポフェスで感じたこと

四連休の最後に素晴らしいプレゼントをもらいました。WBC優勝!王監督、そして選手の皆さん、本当におめでとうございます!王監督の胴上げはtoumaの世代には格別のものがありますよ。『王監督に恥をかかすわけにはいかない』というイチローの言葉はtouma達みんなの思いです。イチロー、あんたは最高の男だよ!
 こんばんは、toumaです。


 
 さてさて先日行われたハロプロスポーツフェスティバル。toumaは200レベルの27段あたりで見ていたのですが、ほぼ真ん中の位置で競技全体を見渡すには絶好に位置でした。2年前のスポフェス参加で購入した高性能双眼鏡を片手にまったりと過ごす時間は贅沢そのものでしたね。『公認ののぞき行為』ともいうべきこのスタイルはスポフェスならではですなあ(笑)。しかしこれって知り合いには見せられない姿ですよね。一応toumaも社会人で後輩もそれなりにいる年齢なんですがね・・・。
 ヲタ仲間のMさんとGさんは最前列という神席におられました。開演前にお邪魔させてもらったのですが、まさに目の前がグラウンドのその迫力には圧倒されてしまいました。恒例の最後のメンバー一周のセレモニーではさぞ凄いことになるだろうと想像できました。案の定その時のMさんとGさんの興奮している様子は双眼鏡越しにもしっかと伝わってきました(笑)。あんなにがっついているお二人を見たのは初めてです。社会でそれなりにまっとうに生きているおいら達を狂わせてしまう娘。なりハロプロってのはホント罪作りな存在ですよね。お二人とも最高の時間を過ごされたようで何よりでした。

 

 肝心のスポフェスの中身ですが、概ね成功だったと言ってよいのではないでしょうか。競技もあまりガチンコになりすぎず、でも真剣にやっていくことで結果がでる内容になっていて楽しめました。ここ2年ほどはあまりにも競技性にこだわり過ぎて『フェスティバル』=『お祭り』という要素が少なかったですからね。そういった意味ではハロプロ一の運動音痴を決める競技なんかもあって楽しめました。あの競技に残ったのがあややとさゆというのも笑えましたしね。さゆの場合は順当だし、あややの場合はそのスター性ゆえかはたまた一流芸能人としての本能ゆえかは分かりませんが、盛り上がりという点では100点満点でしたね。
  期待していたラビッツに関しては、あまりにも実力差がありすぎて多少面白みが欠けてしまいましたが、最後に3点とって一応盛り上げる場面は作れたしで良かったのではないでしょうか。アウト一個取って抱き合っているうちに進塁されて失点というのも、ルールを理解していない苛立ちと、ホントに純粋に喜んでいる様の微笑ましさとでなんかごちゃごちゃした感情が湧き出しました(笑)。でも翌日のスポニチで得点をして両腕を突き上げている愛ちゃんの笑顔と駆け寄って喜んでいるガキさんの笑顔の写真を見てたら全て良しとしちゃいました。次があるのかは分かりませんが、これからも楽しんでスポーツに取組む姿勢は持ち続けて欲しいなあと思っています。とにかくもラビッツ大好きですからね。みんなお疲れ様でした。


 さて今回のスポフェスの目玉と位置づけられていたガッタス対十条FCとのフットボール対決ですが、結果は0対4でガッタスの敗北でした。まあよく善戦したと思いますよ。少なくとも相手は本気出してましたからね。少なくとも親善試合というレベルの中では最高の力で挑んできてくれていたと思いますし、その本気を引き出したガッタスのメンバーの実力も相当上がっていたことは間違いないと思います。特に紺ちゃんのキーパー(ゴレイロ)に関しては十二分に相手と渡り合っていたと思います。toumaはキーパー経験者なので紺ちゃんのファインセーブには感動しましたね。あの試合でMVPを一人挙げろと言われたら迷うことなく紺ちゃんを推しますよ。ホント凄かったですね。
 ただ全体的には力の差は歴然でしたね。高校サッカーで例えるなら、ガッタスは三回戦レベルで、十条FCはベスト4以上のレベルといった感じでしたね。これに勝つのは並大抵のことでは無理ですよ。そのためにガッタスメンバーはまた頑張るのでしょうが、正直toumaは今回のスポフェスで改めて思ったことがあります。それは、『自分の中ではガッタスは無しだな』というものでした。
 以下はちょっとネガティブな部分もありますので隠しますね。
 ガッタスの活動が娘。にとっても好影響を与えてきたことは実感しております。ヨッシーの覚醒やミキティの成長などもガッタスを通してですし、その他のメンバー達にとっても大きなプラスをもたらしていることは間違いありません。それは十分に認めております。でもtoumaが応援しているのは「モーニング娘。」であってガッタスではありません。ハロプロメンバーに求めているのは素晴らしいステージングであってフットサルの真剣勝負ではないのです。toumaにとってガッタスはあくまでも幾多のハロプロのツールの一つであって決して本流ではないのです。以前には感じていたガッタスへの応援熱を今は感じなくなっているのも、彼女達がガッタスに夢中になるにつけこちらは醒めていったというのが正直な気持ちです。ガッタスのメンバー達が貴重な時間を割いて一生懸命練習に打ち込んでいることは知っていますし、それは凄いこと、素晴らしいことであると思っています。ただそれをこちら側が感受したり、感動したり、思い入れを持つかどうかは別問題なんですよね。
 なもんで試合後に行われた斉藤さんの引退セレモニーも、正直申し上げますとあの日唯一冷め切っていた時間でした。斉藤さんの頑張りやメンバー同士の思いやりを見せてもらっていてもまったく心は動かなかったんですよね。嫌な言い方をすると、そこで感動しろよ!って強制されているようで元々天邪鬼のtoumaは反発すら感じてしまいました。
 あの日あの場所にいた二万人くらいのハロプロファンの人達はどう思っていたのかなあ。もちろんね、toumaも大人ですから拍手はしましたよ。頑張ってきた人に敬意を表すのは当然のことですからね。でも感動はしなかった。あえて声を大にして言いますが感動はしませんでした。しなかったんですよ、ガッタスのみんな。残念だけどそうだったんですよ。あそこで10人が肩を抱き合っている姿にも醒めた目で見ていたんですよ。こういう感情だった人ってどれくらいいるのかな。toumaは少数派なんでしょうかね。でも試合の最中の応援のまばらさなんかを鑑みるとある程度の共感者がいるような気がするんですよね。少なくともその後のコンサート程の一体となった声援がなかったことだけは事実だし、そのことからもファンのガッタスへの嗜好はそれぞれなんだということだけは言えるんじゃないかと思います。だから北澤監督の『声援が少なかった!』という言葉も、彼からすれば当然のことだろうけれども、本当にフットサルなりサッカーが見たい奴はこの場所じゃなくてJリーグの会場に行っていますよと言いたいんですよね。
  touma達はモーニング娘。なりハロプロが見たいのであってフットサルが見たいんじゃないんですよ。ガッタスは応援するかもしれないけどそれはあくまでもハロプロの活動の一環としてなんですよ。それ以上でもそれ以下でもないんですよ。だからコンサートはもちろんですが、他のスポフェスの競技中にハロプロメンバー達が見せてくれる笑顔であったりコミカルな様子だったり面白い受け答えだったりに対する歓声の方が大きいのは当然のことなんですよね。そういった枠組みの中の一つのツールとしてのガッタスなんです。何度も言いますがそれ以上のものではあり得ないんですよ。
 

 改めて断っておきますが、ガッタスの活動を貶すつもりは毛頭ありません。ガッタスメンバーみんなの頑張りには本当に敬意を持っています。それになんと言っても今一番勢いのある分野ですし、やるからには頑張って欲しいし、他の芸能界チームに負ける姿はやっぱり見たくありません。でもガッタスの活動はあくまでも「従」であることは忘れないで欲しいんです。フットサルを頑張っている娘を応援したいのならそれこそ本格的にやっている十条FCを応援しますよ。ガッタスで頑張ることは素晴らしいことですが、何によって自分達がこれだけの応援を受けているのかという本筋だけは決して間違えないで欲しいですし、それを周りのスタッフ達も決して忘れないで欲しいです。


 
  ・・・今回のスポフェスで改めて思ったのは、やっぱりtoumaは歌って踊って楽しい時間を与えてくれるモーニング娘。が好きだなあってことでした。スポフェスのようなお祭りも楽しいけれど、年に一回で充分だなあというものでした。
 やっぱりコンサートに行きたいです。コンサートで最高に輝くモーニング娘。がtoumaは大好きです。早くコンサートに参加したい!そう強く思えたことが今回のスポフェスの最大の収穫ですね。