出会いと別れ


 ガキさん:「やっぱり(卒業)やめますって言っていいんだよ」
 紺ちゃん:「えっ、いいの?(笑)」
 ガキさん:「うん、いいよ」

 


 ・・・・深夜に泣きました。


 
 ガキさん、あなたはどんだけこっち(ヲタ)側の人なんですか!?この一言を言ってもらいたかった紺野ファンが全国にどれだけいることか!toumaもその一人ですよ。ホントにホントにありがとう。
 でも変わらないんだね。「いいの?」って言って微笑む紺ちゃんの笑顔がとてもとても大人びて見えました。悲しい気持ちを押し隠して明るく振舞おうとしているガキさんへの優しい気遣いを感じました。この紺ちゃんを見て、ああ、卒業の意思は固いんだなあと実感しました。
 ステージで卒業をファンに報告する紺ちゃんの顔はとても穏やかでした。toumaはもっと切羽詰ったものを想像していたのですが、全然反対でしたね。自分の言葉でしっかりと話す紺ちゃんをこうして確認できてよかったです。
 そして紺ちゃんが話している時、うしろでミキティがホントに優しい目をしていたのがとても印象的でした。これまでの卒業者に対しては、込み上げる気持ちとは裏腹に強がったり笑いで茶化したりしていたミキティでしたが、今回は紺ちゃんの一言一言に頷いて、温かく包み込むような表情をしていました。そんなミキティを見て、彼女もこの3年間で自分自身を高めてきたんだなあと素直に感動しました。
 

 マコはちょっと詰まっていましたかね。SSAの時の方がしっかりと話せていたかな。でも最後まで笑顔でしっかりとやり切っていましたね。
 ステージ上では涙を堪えきれない愛ちゃんとさゆの姿が映し出されていました。他のメンバーもそれぞれに神妙な面持ちでした。
 その中で一人ニコニコ笑っている小春ちゃんが目立っておりました(笑)。まだ状況をちゃんと理解できていなかったんだろうなあ。もしかしたら二人はほんのちょっぴり娘。から離れるだけで、またいつでも会えると思っているのかもしれませんね。でもそれは仕方のないことなんですよ。小春ちゃんの年齢ではまだ「別れ」とは薄いものに過ぎませんからね。今存在するものがいつまでも存在すると信じられる年齢ですからね。そんな小春ちゃんの様子を見ていて微笑ましく思ったし、彼女の幼さもまた知りました。でもそれでいいのでしょうね。彼女もやがて知るようになりますよ。人生にはままならないことがたくさんあって、どうしようもない別れもまた存在するっていうことをね。だからこそ今共に過ごしている仲間が大切なんだと知る時がきっと来ます。
 ・・・数年後、その時の卒業生に対して、成長した小春ちゃんはどんな顔でメンバーを送り出しているでしょうね。それを思うと心が温かくなります。

 


 toumaも含めたいい大人がモーニング娘。に魅了されるのは、こうした出会いと別れの営みがそこに凝縮されているからかもしれませんね。たくさんの人と出会って、たくさんの人と別れてを繰り返してきたからこそ、今この一瞬に固く結びついた強い絆に強く惹かれるのかもしれません。年齢がいっているからこそ見える娘。の魅力って確かにあると思っています。
 


 ・・・まあお若い方はおっさんヲタの戯言と思って聞き流して下さいね。っていうかtoumaだってまだまだ若いつもりですから!